1月13日は、定期演奏会のGPでした。
セッティングの様子です。

一曲を途中で止めずに、最後まで通しでやってみました。
ショスタコーヴィチは30分、マーラーは50分近くあるので、通すとめちゃくちゃ疲れます…!
マーラーの4楽章の最後のページなんか、ほとんどの音量がフォルティシモ以上。体力消費が激しいです(笑)。

チューバは通常の楽器とF管の楽器を持ち替えています。
ミュートも特大です。
ショスタコーヴィチの3楽章では未だにテンポが噛み合わず、弾きながら冷や汗が流れる場面もありました。
最後まで結局合わなかったか…と残念な思いでしたが、各人の前日さらいに期待します。もちろん私も…

高関先生には「ト書きが見えすぎてる」と言われました。
弾いているとわからないのですが、何度も練習してきたせいか、慣れで音楽が進んでしまっているのかもしれません。
テンポの巻き/緩み、溜めみたいなものを予定調和的にこなしてしまっている気がします。
昨年の定期演奏会で現田先生に教わったことを思い出しました。「同じ指揮はしない」とおっしゃっていた意味がなんとなく分かるような気がします。
アンコールの曲も練習しました。

4年間通ったこの二食で練習するのも今日が最後でしたが、まだ卒団する実感がありません。
明日の定期演奏会は、これまで一緒にやってきたメンバーたちとの最後の演奏です。
12月25日の90周年記念演奏会には、たくさんの方にご来場いただきありがとうございました!
遅くなりましたが、そのレポートをしたいと思います。
12月25日のクリスマスの朝、9時に会場入りしました。
2009年サマコン以来の、昭和女子大学人見記念講堂です。

超いい天気でした!
本番前日の24日に積んだ楽器をトラックから下ろします。

おろしの後の全員集合では、こんなにいるの!というくらい出演する現役とOBOGがステージにぎっしりでした。

ステリはです。現役OB合同演奏の「マイスタージンガー」は、
ステージ上に人が多い!
管楽器も弦楽器も乗るだけ乗った、という感じです。
コントラバスにいたっては6プルト!という脅威の人数でした。
今年のサマコン(3プルト)の2倍です(笑)

ステリハ後はお昼を食べたり着替えたりして開場開演を待ちました。
予定通り14時開演。
クリスマスだし…集客が大変かなと思っていたのですが、
客席は予想外にたくさんのお客様であふれていました!
立見の方もいらっしゃいました(お席のご案内が間に合わずすみませんでした)。
OBOGの先輩方の集客への熱意を感じるとともに、
やっぱり東大オケの伝統ってすごいなぁ…と感心。団員がいうのもあれですが、いいオケです。
「マイスタージンガー」の後の3曲は、1曲目に乗っていた現役団員は
さっさと着替えて客席でOBOGの演奏を聴きました。
アンコールではサマコンではおなじみの「歌声ひびく野に山に」です。
お客様にも大きな声で歌っていただきました。ありがとうございました!
ちなみに、前奏の曲は東京大学の歌「ただ一つ」でした。
東大オケ出身者にとっては、合宿の締めなどで歌い慣れた曲です。

終演後、片付けをした後は、渋谷に戻ってレセプションをしました。
90周年の演奏会に乗ってないOBOGの方々にも多数参加をいただき、
盛大な会になりました。
↑は、指揮をしていただいた三石先生からご挨拶をいただいているところです。

お待ちかねの来場者発表です!
今回はなんと2074人ものお客様にご来場いただけました!すごい!
皆様本当にありがとうございました。
今回の90周年を経て、10年後の100周年記念に向けて
OB会の活動が活発になっていくとのこと。
10年後には私は32歳ですが、ぜひとも100周年の演奏会で演奏したいと思っています!
90周年以上に盛り上がる演奏会にしたいですね。
90周年記念演奏会から一夜明け。
12月26日は,年忘れ初見大会がありました!

団員から「この曲やってみたかった!」という曲を募集して,
みんなで初見で演奏してみようという年末恒例の楽しい企画です。

↑楽しそうな打楽器のお姉さま方です。
この日の目玉はピアノコンチェルト!
毎年コンクールに出るほどの逸材ピアニスト(本業はチェロ)の1年生,しんちゃんが,
あの「のだめ」で一躍有名になったラフマニノフのピアコン2番でソリストを務めました。

素人目に見てもかなり難しそうなこの曲をさらりと弾きこなしてました!ブラボー!
この日は他にも,
・死の舞踏(サン=サーンス)
・交響曲第6番「悲愴」(チャイコフスキー)
・亡き王女のためのパヴァーヌ(ラヴェル)
・交響曲ニ短調(フランク)
などを演奏しました。
初見なので,落ちる(=楽譜についていけず迷子になる)ことも多々ありましたが!
そして締めはやっぱり第九。

独唱のソリストたちを迎えて,みんなで楽しく一年の締めくくりをしました。
初見大会の後は,いつものように忘年会でした!
みんなで集まる今年最後の機会なので,50人以上が参加。盛大に楽しみました。
みなさま,2010年もこのブログを読んでくださってありがとうございました!
卒団まであと少しの間ですが,来年もよろしくお願いします!
11月23日(火・祝)は,いよいよ駒場祭3日目,後輩の駒場生たちの特別演奏会です。

会場は,駒場キャンパスの900番講堂です。
開場の30分前に来てみると,もうこんなに行列が!
駒場祭の演奏会に観客としてくるのは初めてです。こんなに並ぶとは!
さて,開場するとオケの3・4年生たちは続々と2階席に向かいます。
通称「オルガン席」に先輩たちがぎっしり集まって,後輩のステージを眺めるのが恒例です。

オルガン席からの眺めです。開場後,客席はすぐにいっぱいになりました。
立見のお客様もいらっしゃいました。
今回の曲目は
ベートーヴェン:「エグモント」序曲
シベリウス:カレリア」組曲
ブラームス:交響曲第2番
です。
今年の6月から,5ヶ月間の長い間練習に取り組んできた後輩たち。
どんな演奏をしてくれるのか,とても楽しみです。
15時半に開演し,メンバーがステージへと上がってきます。

コンサートマスターの2年生,イケメンのTくんです。

演奏が始まりました。
「エグモント」は私たち4年生も2年前の駒場祭で演奏した思い出の曲です。
2年前を思い出しながら聴きました。
「カレリア」は3曲の組曲,トランペットの好演が印象的でした!
そしてメインはブラ2です。
技術的に大変難しいこの曲をどのように演奏してくれるのかとても興味深く聴きました。
パートのメンバーを率いて演奏する,頼もしいパートリーダーたちや,
自信を持ってソロを吹ききるソリストたち,多くの姿が目に焼きつきました。

こうして駒場祭演奏会が終わりました。
オルガン席からブラボーを叫びながら,すばらしい演奏を聴かせてくれたことへの感謝の拍手を送りました。

終わった後は,本郷生もまじってつみをした後,
渋谷に打ち上げに行きました。
今年もこうして駒場祭が終わりました。
ご来場くださったみなさま,ありがとうございました!
駒場祭が終われば次は今年度のしめくくりとなる定期演奏会が本格的に始動します。
今後は,主に定期演奏会の練習についておしらせしたいと思います。
11月21日(日)は,駒場祭1日目でした!
東大オケでは,室内楽演奏会を催しました。

会場の,コミュニケーションプラザ2階の音楽実習室です。
この日は朝9:30から,26団体が出演しました。
いくつか抜粋してご紹介します。(「」内は団体名です。)

「パワフル三重奏」の3人による,ブラームスのピアノトリオ第3番です。
ヴァイオリン・チェロの4年生2人と,ピアノです。
ピアノは3年生の2人が楽章を分担して弾いていました。
団体名の通り,太く力強い音が印象的な三重奏でした。

「鹿児島外務トリオ」の3人による,フォーレのピアノトリオです。
サマコン鹿児島公演を成功に導いた,結束の固い3人の演奏は,とてもなごやかな雰囲気でした。

「シベリアより愛をこめて」の4人による,ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲第8番です。
ショスタコーヴィチへの並々ならぬ愛が感じられる,カッコよく熱い演奏でした。
そして!私たちコントラバスの本郷生で,4重奏をしました。
曲は「犬小屋の中のシュトラウス」という,
ヨハン=シュトラウス親子の有名曲のパロディー・メドレーでした。
(美しき青きドナウ・ラデツキー行進曲・こうもり・トリッチトラッチポルカ)

↑は本番の演奏が終わった直後の写真です。
普段は全く弾かない,高音域のハイポジションを使った演奏で,心身ともに緊張しましたが(笑)
気心の知れた仲間と楽しい演奏ができました。
室内楽演奏会は翌日もありましたが,
どの時間帯もたくさんのお客様にお越しいただけました。
ご来場くださったみなさま,ありがとうございました!
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