やっぱり寒い一日でした。
昼から冷たい雨が降り出しましたが、
こんな日は花粉の飛びが少なくて、過ごしやすいという良さもあります。
(私は極度の花粉症で、普段はマスクにメガネの防御体制です)
それでは、昨日の続き、自己紹介その2を書きたいと思います。
●東大オケに入団
大学入学後、どんなサークルに入ろうかと、新入生集めに必死な上級生の
勧誘の嵐に巻き込まれながら考えていると、
「やっぱりオーケストラに入りたい!」という気持ちが高まっていきました。
東大にはオーケストラ団体は5つあるのですが、
その中でも、特に心を奪われたのが東大オケでした。
・プロの指揮者・奏者が毎回教えに来てくれる
・活動内容が充実していて、休む暇がないほど次から次へと演奏会がある
・練習回数が多く厳しいけれど、その分、上達できる
・勉強の片手間ではなく、真剣に大学生活を賭けてやっている団員が多い
というアピールポイントに惹かれて、入団を決意しました。
しかし!そこでは「楽器決め」という関門が待ち受けていたのです。
吹奏楽とは違って、オーケストラの管楽器は奏者の数が決まっています。
私の希望していたファゴットは、一学年2人まで、という制限がありました。
しかしこの年のファゴット希望の新入生は、私を含め5人もいたのです。
先輩との面談の結果、あえなくファゴットには別の2人が決まってしまいました・・・(涙)
悲しみにくれる中、拾ってくれたパートが、コントラバスパートでした。
コントラバスは毎年希望者が少なく、上級生は新入生集めに必死だったのです。
そこで「弦楽器を始めるのも悪くないな」と思い、コントラバスを始めました。
コントラバスは、東大オケでは大学から始めた人が多く、
6人中、私を含め5人がそうです。
そして、先輩の指導を受けながらコントラバスを演奏していくうちに、
オーケストラ全体を支える豊かな低音の魅力にのめりこみ、
コントラバスを愛するようになって今に至ります。
大きな図体、重くて扱いづらく、音の判別がつかないくらい低い音を弾くこともありますが、
やってみると本当に楽しい楽器です。
●松山で公演をすることに!
東大オケでは、サマーコンサートツアーという名前の、
毎年8月初めに4日間かけて地方3都市をめぐる全国公演をします。
その公演地は、
「東大オケを我が故郷へ!」と意気込んで立候補した地方出身の団員の出身地の中から選びます。
私は、今まで私に音楽を教えてくれた先生方や
一緒に吹奏楽部で頑張った仲間、お世話になった方々、
そして愛媛に住む多くの方々に、東大オケの演奏をぜひ聴いてもらいたいと思い、
立候補を決意しました。
そして、団員による候補地選びの多数決の結果、
みごと松山で公演をすることが決定したのです!
そして、静岡→大阪→松山、というツアールートが決定しました。
公演をマネージメントする係りのことを、東大オケでは「外務」と呼びます。
そして、私は「松山外務」として、
サマーコンサート松山公演を成功させるために、いろいろなお仕事を始めました。
では、その後にしてきた外務のお仕事は、次回書くことにします。
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