担当者が代替わりしてから1ヶ月半ほどが経ちましたが、このブログも様々な執筆者を迎え随分と賑やかになってきたように思います。
現在、目を通してくださっているという方は、今後もご愛顧のほどよろしくお願いいたします。
今日は「駒場オーケストラ」の駒場祭音出し全奏の模様をお伝えします!
「駒場オーケストラ」とは、東大オケに所属する1・2年生の団員のみで構成するオーケストラのことです。毎年11月に東京大学で行われる学園祭「駒場祭」において演奏会を開催することを目標として、約半年の間限定で結成されます。
指揮を振ってくださるのは当団副指揮者の河原哲也先生です!(下の写真中央)

先生は20年近くにわたってこの駒場オケの指揮者を担当してくださっている、いわば大ベテランでいらっしゃいます。1・2年生のみの若いオーケストラに対する指導法や指揮の振り方も熟知されており、このオケにとっては必要不可欠な存在の方であると言えます。
ちなみに上の写真で先生の傍に立っているのは、今年の駒場オケの執行部を務める「駒場総務」(写真向かって右)と「駒場会計」(向かって左)の2人です。
団員を取りまとめる執行職としてこれから大変なこともあると思いますが、11月まで頑張っていってほしいものです。
このオケでの活動は、
☆1年生の団員にとっては、入団後初めて同期の仲間全員と音楽を創りあげていく場であり、
☆2年生の団員にとっては、初めて自分たちが最上級生となってオケを引っ張っていく機会にあたります。
この半年間の活動を通して1・2年生たちが立派に成長していってくれることが今から楽しみです。

上はコンサートマスター(ミストレス)を務める2年生のYさん。今日は「音出し」(演奏会で指揮をしてくださる正式な指揮者を迎えての最初の練習)ということもあり、見ているだけの僕たちにも緊張感がひしひしと伝わってきました。皆が真剣な面持ちの中、初めての全奏が始まります。
今年度の駒場オケのプログラムは
◇歌劇「ウィンザーの陽気な女房たち」より序曲 / O.Nicolai
◇歌劇「オベロン」より序曲 / C.M.v.Weber
◇交響曲第3番変ホ長調『英雄』 作品55 / L.v.Beethoven
の3曲となっています。

例年に劣らずなかなかの難曲揃い。このメンバーが約5ヶ月後にどのような演奏を聴かせてくれるのか、先輩として期待を隠せずにはいられません!

↑のように、僕たちだけでなく4年生の先輩方も今年の駒場オケの様子を見に来ていました。東大オケの団員として誰もが通ってきた道だからこそ、やっぱり後輩の様子は気にかかるものです。
3曲の練習が終了した後は、団員みんなで河原先生を囲んでのお食事会に出かけて行ったようです。この会は「結成コンパ」と呼ばれ、これも例年恒例の行事となっています。
初めての練習での緊張の連続を乗り越え、団員の絆も深まったことでしょうね。
さて、この駒場オケ、次に本格的な活動を開始するのはサマーコンサートツアー(8/12~8/15)を終えた後となります。8月中旬には「夏合宿」が開始されるということで、1・2年生は大忙しです。
仲間たちとともに、オーケストラで満たされたそんな夏休みを過ごせるのも駒場オケの特権。僕たち3年生は去年に自分たちが通ってきた道を振り返り、月日の流れるのを感じながら、自分たちの老いもちょっとだけ感じながら、後輩の頑張りを見守っていきたいと思います。
ここで、大切なお報せです!
【東大オケでは現在まだまだ新入団員を募集中です。】
音楽に少しでも興味がある方、大学生活で何か夢中になれることを見つけたい方、一生付き合っていける仲間と出会いたいという方、東大オケで素敵な毎日を過ごしてみませんか?
楽器の経験はもちろん、音楽の経験が全くなくても大丈夫です。※僕の弾いている楽器である「こんとらばす」パートでも新入団員を募集しております!初心者から始めた団員もたくさんいますよ。
来たる夏休み、思い出に残る熱い毎日が過ごせることを約束します。
ご興味のある方はutorch.shinkan@gmail.comまでどうぞ連絡ください!!!
というわけで、大切なお報せをさせていただいたところで今回の記事はこの辺りで失礼します。
6月ももう半分ということで、これからの記事ではサマコンコンサートマスターや当団総務、各公演の地方外務などへのインタビューも紹介していきたいと思います!
どうぞお楽しみに!
22こんとらばす弾き
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